『東大医学部は頭悪いおじさん』とは一体なんだったのか?

 まず、『東大医学部は頭悪いおじさん』というのは、「東大医学部は頭悪い」と電車内で叫んでいたところを撮影、拡散され有名となった人物だが、その真相について考えていく。

 彼は手にAAAAI(米国アレルギー喘息・免疫学会)の会員証を手にしており、上には京大と書かれた謎の紙が貼ってある。このことから彼は只者ではないのではないか(そもそも電車内で叫んでいる時点で只者ではないが)と推察できる。

 が、これについては既に散々インターネット上で指摘されている。しかし、ここから一歩先に踏み込んだ考察を見たことがない。よって、私はここから一歩踏み込んでいくことにする。

 さて、”東大医学部“という点に注目してもらいたい。東大理Ⅲではなく、彼が言っているのは東大医学部なのだ。そして、免疫学会。これらを繋げるファクターとなるのは『北里柴三郎』である。ここに一つの説を提唱したい。

 『東大医学部は頭悪いおじさん、北里柴三郎の大ファン説』

 北里柴三郎というと、今夏から新紙幣の一万円札となることが決まっており、偉大なる福沢諭吉先生の役割を引き継ぐことになる。慶應義塾大学医学部の初代学部長であることは周知の事実であるが、みなさんには以下の記事を読んでいただきたい。

 読んでいただいた方にはもうおわかりだと思うが、端的に述べるとつまり、

東大医学部のせいで北里柴三郎ノーベル賞を逃したといっても過言ではない。

以上。